零時に目覚めて(自由律俳句)

零時の夢はテストが迫っているという

 

三十六にしてみるテスト近づく夢

 

お金はなくて煙草ある日の永い夜

 

体がアメスピ求めている起き抜け

 

零時に起きて稲垣足穂全集読む

 

準備をしなければじぶんの文学をするにして

 

薬アイスコーヒーで服して夜を眺めて

 

コーヒーに氷落として朗らかな

 

侘しい春の夜の涼しさに坐る

 

さくらさくら妻のミルクティー飲む夜に