春分の日(自由律俳句)

今の方が若いと妻に告げられている

 

お彼岸の墓参りに未だ行かず

 

朝早く起きていやいやする妻を安心させる

 

煙草尽きて四百円をかき集めておる

 

納豆ご飯食べてよい朝とする

 

落ち着いたか妻よ寒い風が抜けてゆく

 

インヴェガ服してコーヒーを嗜む朝かな

 

四月旅行に出ると決めて節約につとめよう

 

朝シャワー浴びてそれから永い永い日

 

窓を開ければ緑いっぱい