2024-03-18から1日間の記事一覧

精神の闘いと再生

小学一年生のころ、もうある程度、普通の文章ならば読むことができた。 掛け算割り算もすることができた。 教育熱心な母で、また祖父が算術の先生だったので勉強を みっちり仕込まれたのだった。 本を読む事はその頃から好きで、漫画よりも活字だった。 当時…

淡い水の如し

句も書くけれど、エッセイも書きたい。 エッセイというか、身辺整理を書きたい。或いは──人生の恥を書きたい。 私はトラウマを抱えている。 それが無意識的なものもあるだろう。それを書く事で炙りだしたい。 そして人生、一切を清算し、淡い水の如し、であ…

昼の十句(自由律俳句)

電話相談あれやこれやいい事もわるい事も 春の陽の下自転車で駆ける女の子 わたしに煙草を妻に缶チューハイ買ってきた フローリングに坐る事足麻痺しておる 脳を休ませたい自由律俳句に集中したい ノイズの頻繁聞こえる寝室におる たんと本借りてきてから永…

朝の十句~やっと起きれて(自由律俳句)

やっと起きれて今朝は寝室に暖まる ゴミ出しに行った、寒い寒い日なりき 迷妄の夜終えてすっきり朝となった 寒さの朝に小鳥なし じぶん煮詰めて煮詰めて何をする ともかく句作する事朝の春 この朝を幸福にする句作、春 どこ見ても桜木のない町に住む 妻にう…