昼の十句(自由律俳句)

電話相談あれやこれやいい事もわるい事も

 

春の陽の下自転車で駆ける女の子

 

わたしに煙草を妻に缶チューハイ買ってきた

 

フローリングに坐る事足麻痺しておる

 

脳を休ませたい自由律俳句に集中したい

 

ノイズの頻繁聞こえる寝室におる

 

たんと本借りてきてから永い昼

 

やはりインヴェガ十二ミリはヘヴィーだ

 

まるで流れてゆく身の違った強さ

 

廊下の扉開ければ寒さかな