幽玄(自由律俳句)

学校で宙に浮いている夢をみた

 

五時に起きて煙草喫いたくある、春風強い

 

何度でも眠りなおして春の朝

 

読む本の沢山あってしあわせ

 

ひたすら座って山頭火読む

 

ゆるい禅を今日もしているわたくし

 

本当はこころが怖い花散らす風

 

わたしが詠むは孤独の俳句に他ならず月

 

煙草喫いたい何にしろコンビニへ行く

 

ぼうとしておる今日の風に吹かれる