2024-02-23から1日間の記事一覧

自由律俳句集の周辺 2 (自由律俳句)

妻のクローゼットの断捨離終えてここちよし なにとなく妻ご機嫌で宜しい日 妻よ生まれ変わろう明日は禁煙外来に行くよ 呆けてきている三十六の春にして ともかく詩文に目を通す事わたしのボランティア 妻は眠りわたしは近くのお寺まで ひたすら運指する事ア…

自由律俳句集の周辺(自由律俳句)

暖房点ければくちびる割れて 喉が腫れているそれでも喫った煙草 暇に煙草が効くと勘違いしていた冬 資格の勉強もしなきゃ本棚唯一電験三種テキスト 句を書けばいいというでなしメリハリか 「禅」は「禅」で疎かにしている坐る事 一年先を思わずそれにしても…

春の雨に私小説書いて(自由律俳句)

私小説書くふたりのあれこれを書く 雨ン中を不燃ゴミ出しに走った 靴がずぶ濡れで困る雨の朝にして 早々に煙草喫いきりよい午後としよう はやめの昼食辛い担々麺を頂いた 雨打ちつづき心を穿つ 風呂に入って心身を洗おう 依存症のわたし依存症であると自覚す…