2024-02-15から1日間の記事一覧

山頭火と老子

山頭火と老子 1.山頭火、「水」への固執 まず山頭火といえば「うしろすがたのしぐれてゆくか」を代表例に、時雨、雨、という物を念頭に置く。 時雨、雨、というのは水の変化したものなのだけれど、「へうへうとして水を味わう」を 筆頭に、山頭火には、水…

寒いので良い湯とする

鳩が竹にぶつかって飛ぶ 煙草喫いきる煙草やめよう 良い湯にして雑誌読んでおる 妻よ良い湯だったよお入りなさい 坊主頭ですぐ乾く髪 山頭火の事を考えて考えて青い山 歩いてきた仲良しふうふです 曇り日のパソコンちかちかする 久々聞くアコースティックの…

霞む春の朝を見ている一人 よろよろしつつゴミ出しに行く 朝の道を歩く煙草を買ってきた 朝食光るご飯へ玉子を落とす 大人に玩具たる詩歌は要るのか考える朝 何か囚われておる水の如くあれ 今朝も本を読む事老子について考える 陰惨なニュースみてこの朝に止…