霞む春の朝を見ている一人

 

よろよろしつつゴミ出しに行く

 

朝の道を歩く煙草を買ってきた

 

朝食光るご飯へ玉子を落とす

 

大人に玩具たる詩歌は要るのか考える朝

 

何か囚われておる水の如くあれ

 

今朝も本を読む事老子について考える

 

陰惨なニュースみてこの朝に止まる

 

コーヒーを飲みうたうコーヒーを飲み

 

今日も歩こう雀の子落ちあっている道である