あさのあめあがり(自由律俳句)

あめあがりの朝あざやかな東の空見ている

 

あたたかな部屋にして猛烈コーヒーが飲みたい

 

薬服してみるに屋根より滴こぼれて

 

ほっと溜息をつく昨日はよりよく仕事終えて

 

日々句を書き落とすことそれは心身脱落

 

鴉ないているこの朝にわたしは一人

 

窓の外しごとはじめているしごとの音がする

 

ちょっとそこまでコーヒー買いに

 

あれは山の方へ歩み入る朝

 

よく冷える朝の着こんで未だ空腹でいます