2024-02-18から1日間の記事一覧

春の夜、眠る前に五句

今日も事なし妻と寺へと参るのみ 妻連れて缶コーヒーのガチャン落ちる音 山を背に寺は山は空を背にして キャベツ切る音する今日も暮れきるよ 妻は歌詠む春の夜の永し

山に風、業深くなる

山に風、業深くなる 夜コーヒーを飲んでしまって悩ましい夜 わからなくなって今秋を夢見るほうたるをおもう 幽霊をどこか感じて春の夜 つかれちまって本も買ったし散歩に出たし ごうと風吹く悩みぬく 眠剤とろうかと考える明日は遠出する事 妻が詩人となって…

こんなにくたくたしていると 人生が 旅である事を忘れてしまう いや 一日が 旅であることを忘れてしまう 今いつもの ベッドに就いたけれど 夢見る事の そこはどんな国か

春の夕べ忙しく、大人しく

夜のコンビニ前おっちゃんたちが煙草を吹かす 妻へレモンティー自分にミルクティー買ってきた 山がみえない夜をふりかえる なぜかわからないけれど激情はある しずかな部屋にこれは幽霊の気配か 病の苦しみのない日の不思議だな不思議だな 重たい夜のしかか…

本日の日記と予定

今朝は六時に起床した。 やっぱり夜ははやく眠る事が肝心だ。 妻は、眠る前腹が減ったといってパンを食べていた。 起きて、自由律俳句を書いて、それからコンビニに向かう。 本日分の煙草を買いに向かう。 それからわたしに、妻にチョコレートティーラテを買…

梅のはな散るでもなく

寒空の下一人コーヒー買ってきた あたたかな部屋で眼の神経使っている こころを磨きたい梅のはな散るでもなく さっきの雲がない快晴である 私はボンボンであったが今は妻に笑われている ボンボン笑っている妻もお嬢さんだったのに 今朝も詠みたいこの春のわ…

春の、さびしい天空

さびしさ天空の嵐の涙落ちる さびしさ春の幽霊として朝に澄む 雨上がりの道とおくに雲ながれておる 朝ご飯にしよう冷蔵庫から出します 食べて落ち着いて薬を服す 妻の水洗いの音が聞こえて鳥、囀って すぐ寒くなる部屋を暖房あたたかくする 雲はいいぞ流れ流…