山に風、業深くなる

山に風、業深くなる

 

夜コーヒーを飲んでしまって悩ましい夜

 

わからなくなって今秋を夢見るほうたるをおもう

 

幽霊をどこか感じて春の夜

 

つかれちまって本も買ったし散歩に出たし

 

ごうと風吹く悩みぬく

 

眠剤とろうかと考える明日は遠出する事

 

妻が詩人となって一人取り残された

 

いろいろ考える事の朧の月を見た

 

もう一度シャワー浴びようか熟考する春の夜