2024-02-28から1日間の記事一覧

春に一人

本日も句作するのみ春の風 掃除して話を聞くや春の風 目的は句を遺すこと春に一人 本当の目的は何、春に一人 完全な夫でなくてご免夕の膳 過去追うな未来願うな水仙の花 幻聴のしつこさともかくよく眠る事 休職の日々に焦らず春の夕陽 妻を起こして顔洗って…

孤寒(短歌)

けさの夢思い出しつつ忘れつつ春の陽のした立っております わが歌はロゴスがあってパルスなし例え枯野へ陽のあたっても 青々と青々とした空の下人間として濁っています 孤寒という言葉を知ってそう在れば鳥の声にも言葉はなくて けさの罪どうにかしつつ歩く…

幽玄(自由律俳句)

学校で宙に浮いている夢をみた 五時に起きて煙草喫いたくある、春風強い 何度でも眠りなおして春の朝 読む本の沢山あってしあわせ ひたすら座って山頭火読む ゆるい禅を今日もしているわたくし 本当はこころが怖い花散らす風 わたしが詠むは孤独の俳句に他な…