南無阿弥陀(自由律俳句)

ただ憂い句を書けば今朝も何事もなし

 

一茶について書き的外れわたしは句こそ書く

 

洗濯を妻がしている春の朝

 

禁煙パッチして句集編む夢より目覚め

 

妻に淹れてもらったコーヒー天下一

 

依存症に理解なきみんな田舎!田舎なり!

 

わかってもらえないこともあると孤独でなく孤立

 

歎異抄をぐんぐん読むぞじぶん疑いつつ

 

春の朝唱えています南無阿弥陀

 

よろしい朝に一人書斎を片づけて