禁煙(自由律俳句)

もう煙草喫う必要はなし空暮れるのみ

 

一からはじめる明日の朝は紅茶を飲もう

 

ニコチネルパッチ貼ってひたすら文学に没頭するのみ

 

すること決めて安心して禁煙する

 

とかく喫煙は必要ない空より飛行機の音

 

楽観的に考えるズンズン視野が広がってゆく

 

喫煙していたわたしは盲目で今脳が浄化された

 

妻の喉に負担かけて申し訳ない禁煙する

 

ひたすら煙草を忘れるにつとめ決意句に刻む

 

ひらすら句作し句を掘り出す事俳号を「鉱石」とした