わたしの愚を守る(自由律俳句)

久しくコーヒーを飲み書斎より陽を眺め

 

ラッキーストライクもう旨くも不味くもない

 

書斎シトラスの薫りほっと気を休める

 

ヨガしたいと思えばコチコチの背中

 

妻朝より熱唱して平和ふたりの家族

 

もくもくの雲に歩み入る

 

書籍があちらこちら、正します

 

足ツボ押せばどこか悪いそれを知っている

 

喫煙はやはり脳に悪いが自己を責めない

 

わたしの愚を守る裏庭の草伸びざかり