さっぱりした(自由律俳句)

窓開けて曇っておる春の夕べ

 

ガムを手に煙草やめると手を尽くし

 

明日は母来る事の喜び

 

ガムを噛みパソコンに向かう寝室にて

 

うたを詠みこころすこやか

 

久しく祖父に電話をもらい出たのは妻

 

詩人になるにどうすれば良い坐っておる

 

シャワーから出て妻はベッドでぐっすり寝ている

 

数々の失礼をしてこの人生

 

こんがらがった人生がほぐれてきた