一月五日の朝の前

加湿器はなし渇いた喉で深夜二時目覚めて

 

妻も起きて妻はじぶんの歌聴いていた

 

煙草三本ほど喫い又眠ろうか考える

 

本日は旅行のそれにしても早く起きた

 

コーヒー飲んでニコチンガム噛む夕べ

 

不燃ゴミ出しに行こうか妻へ問いかける

 

冷気が怖ろしくある書斎におる

 

旅の準備してそっとバッグに入れる「漱石俳句集」

 

なにとなく過ごす一月五日で深夜

 

片ことを集めてこの年の自由律俳句集め成す