コーヒーもう一杯(自由律俳句)

起きて肺の不快感のそれでも煙草喫う

 

一つ一つ丁寧に、煙草喫うことも

 

よく寝た朝のあたたかくした書斎におる

 

外を見れば深い青の朝である

 

コーヒーとってこの机上を片づけよう

 

六時となるピーピー春の鳥飛んでいった

 

なんだか悪いここちとなってじっと雨を見つめる

 

朝は静かにして宜しい

 

コーヒーを飲もうコーヒーもう一杯

 

寺田寅彦読もう彼の随筆が二百はある