2024年1月8日の日記

 本日は八時ごろ、妻に起こしてもらった。

 妻はこんなに早く起こしてしまって申し訳ない旨、後に言っていた。

 昨晩は眠ることが、いつもより遅かった。

 大河ドラマの「光る君へ」を観て眠ったからだ。

 初回から、衝撃的な展開だったけれど、それは後半で

 そこに至るまでに、眠かったという妻は眠ってしまっていた。

 寝顔がかわいらしかった。

 昨晩は先の衝撃でもってしてなかなか眠られなかった。

 今朝。一人玉子かけご飯を頂いた。美味しかったです。頂きました。

 先の年末はドナルドキーン「正岡子規」を読み

 また今朝は石川九楊の「河東碧梧桐─表現の永続革命」という本を読んだ。

 その本を読んで、私の俳句に対する思考態度は、すっかり一新してしまった。

 私は長年、種田山頭火信奉だったが、ここにきて尾崎放哉に変わってしまった。

 して、それで身につけた山頭火節が、体から抜けることはなく

 目下、その山頭火節、を自己から抜くことをしなければならない。

 今日も自由律俳句を書いたけれど、それらは全然志向性を持っていない。

 そうして、その、無志向こそが、新傾向俳句、ひいては自由律俳句かな、と思う。

 〇

 昼食は、妻がメロンパンを食べて、私はカップヌードルだった。

 美味しかったです。頂きました。

 先の俳句の事で、無志向になってしまった私は

 それから思考に、心象にいちじるしい不調を覚えて

 それを解消する為に、散歩、といっても、近くコンビニに食料を買いに出た。

 菓子と飲料を買った。

 帰ると、妻が、短い小説のようなものを書いていた。

 一人、寝室で神経が、思考がやられて、去年の手帳に、泣き言のような文句を

 随分書きつけた。

 そうこうしている内に、妻が最近、中途覚醒を起こすので、それでは、と

 コンビニに又向かい、睡眠の質を深める飲料とアクエリアスを買った。

 妻は喜んでくれた。嬉しかった。

 随分菓子を食べたので、夕飯はいらず、本日は早めに眠る事にするとして

 お義母さんがいらっしゃって、菓子を置いていって下さった。

 ありがたい事だ。

 今、私がしたい事は、家中を徹底的に掃除、片づけする事だが

 これは明日に譲ることにしよう。

 かの仏陀の弟子で、頭がよくないので、仏陀にひたすら掃除するように

 指導された弟子がいたそうだ。

 原始仏教、悟りが、活き活き在る事にあるならば、私のような愚夫でも

 掃除でそのような境地に至ることができるかも知れない。

 眠剤を服しつつ、長々書いてしまった。

 なにか買ってきて、腹を満たして眠ろうか・・・いいや即眠ろうか。

 まあいい。今年も一月八日に、やっとなった気がする。