2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

扁桃腺炎

病院に行った、明らかな扁桃腺炎 鼻からカメラを通し喉真っ黒でした 煙草やめようか、句を本能とし遊ぼう 煙草はやめましょうとワタナベ先生は仰った、冬の昼 やっぱり煙草は駄目であったか冬の雲 ショートホープ喫いおえて灰皿ライター片づけた と言いて煙…

病院行き、冬の路傍

頭こんがらがった深夜を過ごした 病に病が重なりしんどい 愚痴になっちまうなぁ冬の朝 粥はしょっぱい方がいいと言ったら叱られていた 妻が慌てて痛み止め出してくれた、喉が痛む 妻の歌の音源を聞いている朝 病院順番待ち50番、今30番 鈴木大拙「禅」読…

風邪の身でいた

風邪の身で風呂に入るか迷っている 喉の痛みの辛さ、愚痴になっちまう 外をのぞめばさっぱりとした山山 風呂から出たあと辛いこと考えていた お金がなく薬の買えない午後だ 風邪の身労わって眠るのみ 太陽のした風邪の身で通る 喉が痛くてうまく喋れない冬の…

喉痛む冬の朝

一人静かな朝で落ち着く 喉の痛みのそれでも加熱式煙草喫う 耳鳴りのしてふと溜息する朝 妻が起きれば歌を歌うだろう、静かでなくなるな 買い物に出なきゃならないらしい、茶を注ぐ みんな働きに出てゆく往来に立つ 夕日の中に架かる橋にいて軽くなる 起きて…

解毒の半日

あっさり冬となりお地蔵さんの水を代える 闇にホツリと白い女性の顔 家の前の道に人なく家々の明かり マッチ箱なつかしく部屋でマッチ箱をさがす 流れる風に巻き上げられ道へ出た 車のドアを閉める音がして仰げば白い山々 コンビニひょっこりと黒い顔がある…

終わらない詩(うた)

おはようと暗い空へ告ぐ 痛む喉へアイスコーヒー流しこむ 午前六時半黙々起きて句作する こみあげるわが詩(うた)を書く朝 妻朝から歌を歌い穏やかなる マルボーロ押しつぶしこの朝に立つ 耳鳴りしている左耳さびしい一人 昨日掃除した書斎もう荒れていた …

黙々掃除する一人のたたかい

黙々掃除する一人のたたかい リハビリに掃除する毎日の午後 しとどに濡れて妻にケーキ買ってきた 久々テレヴィ観たらお酒のCMが多いな 頭の中に夜があるように静かだ 湯船につかり鈴木大拙「禅」を読む 審美眼が無いので第一印象に頼るしかない 湯上り冷たい…

雨の朝の生活

熱っぽくなった寝室に起きた カップにコーヒー粉と砂糖入れて水を注ぐ 朝ごはんにしようとして妻まだ寝ている 煙草で痛めた体をごまかしごかまし 雨ン中不燃ゴミ出しにゆく 横断歩道前、立っていれば止まってくれる車 朝ごはんにして一人卵を取り出す 不調な…

冬銀河

おじさんたちが夜勤してきれいになる道 妻が寝ている間そっと外を眺めた 冬の空気吸いこんだら肺が痛んだ 夜ですがコーヒーをいただきますね テレヴィ消して静寂を聞いていた 今夜調理されなかった豚肉がある 命惜しみ何を成すべきか永い夜 冷えた部屋あたた…

きれい極まればこころもとなし

きれい極まればこころもとなし ちょっと荒れた部屋に人間味を見い出す やめた煙草を買いに行こうか迷っている とりあえず床拭いてから考える 濁ったわたしから水のようなわたしへ来年は わたしという語もこころもとないわたし 必死普通のふりをしなければ 普…

今日という旅

風の中を可燃ごみ出しに行って あたらしい眼鏡が見つからない朝 妻があたらしい眼鏡見つけてくれた 妻が朝から元気でいろいろ言ってくる ハードロック聞いて家中掃除しようとする 朝からつかれてやはり夜更かしが厳しい 卵かけご飯の卵に聖性 いろいろな事考…

リハビリにして夜を走った

リハビリにして夜を走った 清潔になろう髭を剃り髪を切る 部屋を整えきって妻が荒らす 妻の歌聞いて癒されている夜 以前の眼鏡をかける世界が丸みを帯びる 前から走ってくる顔が真剣でした 元々明るかったのにねぇさいきん明るいわたし キーボードで打ちつけ…

雨上がりの今朝

五時に起きて煙草の禁断症状 ひどい コーヒー買いにそっと水たまり残る外へ 妻へチョコレート&コーヒー買ってきた 換気扇の下のぞむに外は未だ暗かった 手帳に願望を書きつける 朝風呂に入ろうかなどうしようかな 本日の仕事は豚肉買いに、ゴミ捨てはなし …

冬の雨の日の夜

しとどに濡れて赤信号に止まっていた 妻が咳き込み心配だけれど声をかけない 捨てきれない夢の重さに日記書く 歌が好きな妻は朝から晩まで歌う 物を捨てきる、こころは捨てない 八時となり眠り薬とろうとする しんしんと冬の雨の日の夜 うたごころなくて心も…

雨の道

けさからふる冬の雨 朝寝して一人のたりのたりしていた 冬の雨の道妻病院へ向かう しとどに濡れてペットボトルのごみを出す 風邪の身のどうにしろ体弱っている 辛い身の一人ぼっちである 勇気を出してコンビニへ向かい牛乳寒天買おう インヴェガ服してなかっ…

自由律俳句の道

母のお腹を痛めないで生まれてきた 妻が好き過ぎるので妻と距離をとる ベランダで日向ぼっこして喫う煙草 苦しんでも苦しんでも病気だな 悩んでもこの道しかない この道しかない自由律俳句の道 ごぼう茶飲んでよくおならが出ます 病んで寝こんで月曜日 むず…

体育教師の出てきた夢

ショートホープ肺に入れず喫う ごはんは四時半でもう少しでお米が炊けます 納豆ごはん食べて茶碗洗いあげる 爆発物を抱えたようなけさ六時である けさ六時にして真っ暗な外を見ておる 血がたぎってけさは苦しい 赤い朝焼けをご覧ふたりでおる 水を飲んで熱と…