喉痛む冬の朝

一人静かな朝で落ち着く

 

喉の痛みのそれでも加熱式煙草喫う

 

耳鳴りのしてふと溜息する朝

 

妻が起きれば歌を歌うだろう、静かでなくなるな

 

買い物に出なきゃならないらしい、茶を注ぐ

 

みんな働きに出てゆく往来に立つ

 

夕日の中に架かる橋にいて軽くなる

 

起きて喉の痛みをたしかめる事、茶を飲む

 

ここにいてそこへ長い手紙書く

 

妻に馬鹿じゃん、と言われへらへら笑う事