ショートホープ肺に入れず喫う
ごはんは四時半でもう少しでお米が炊けます
納豆ごはん食べて茶碗洗いあげる
爆発物を抱えたようなけさ六時である
けさ六時にして真っ暗な外を見ておる
血がたぎってけさは苦しい
赤い朝焼けをご覧ふたりでおる
水を飲んで熱との中立を保つ体
はやく起きすぎたか朝寝したい朝
髪の毛が白髪に変わり冬である
煙草のけむり肺に入れず喫う
朝寝して奇っ怪な夢を観た
青過ぎる空どうにかなっちまう
さみしい夜を越えて青過ぎる空
おかしな夢見て体育教師が出てきた
先生はご存命なのか夢に出てきた
それは妄想の片鱗、体育教師出てくる
煙草を喫うわたしを叱る妻である
わたしを叱る妻が今は元気に電話しておる
インヴェガ服しコーヒーで飲みこむ昼です
本日はおこずかい日のそれだけでわくわく
とんと世に疎く冬の晴れ切った空