自由律俳句、十五句(自由律俳句)

とくとく湧いている水を汲む

 

沢山じゃがいももらってご飯にしよう

 

ふと親の今後の事を百舌鳥が鳴く

 

山の下にいる祖父を想ってご飯にする

 

昼のしずかに蠅がきていた

 

酔わなくなったさびしさもあるこおろぎが鳴く

 

はだかでよもぎ湯に入ってばかり

 

ほんによかった父母ともに仲が宜しい

 

やっと郵便が来て文面に恥じ入るばかり

 

柿の葉が散り茶の花が咲き

 

父の家のシャインマスカット大切にされている

 

人に途中まで送ってもらい一人帰る

 

腹へり腹へり生かされておる

 

依存症治すと決めて長い昼かな

 

鬱となり夏萩わずかばかりの句をのこす