とくとく湧いている水を汲む
沢山じゃがいももらってご飯にしよう
ふと親の今後の事を百舌鳥が鳴く
山の下にいる祖父を想ってご飯にする
昼のしずかに蠅がきていた
酔わなくなったさびしさもあるこおろぎが鳴く
はだかでよもぎ湯に入ってばかり
ほんによかった父母ともに仲が宜しい
やっと郵便が来て文面に恥じ入るばかり
柿の葉が散り茶の花が咲き
父の家のシャインマスカット大切にされている
人に途中まで送ってもらい一人帰る
腹へり腹へり生かされておる
依存症治すと決めて長い昼かな
鬱となり夏萩わずかばかりの句をのこす