健気な朝は(自由律俳句)

又悪い夢を、起きて安心する

 

禁を破ってコンビニまでコーヒー買いに

 

過覚醒だと思った今までの日々をおもう

 

妻は未だ眠る、だって午前五時だもの

 

寒さの中を新聞屋さんがとなりの家に

 

なにもない日の月曜の、今日もお寺さんへ行こう

 

はらへりはらへり朝ごはんを食べましょう

 

星を詠む男となってもうすぐ三十七

 

夜の外へ、風吹く音も年老いた